鯉のぼりを飾ろうと思っても具体的にいつ出していつしまえばいいのか、よくわからないですよね。
そこで鯉のぼりを出すのはいつがいいのか、そしてしまうのはいつ頃がいいのかをまとめてみました。
さらに鯉のぼりは何歳頃まで飾るものなのかも、合わせて調べてみました。
鯉のぼりを出す時期やしまう時期、飾り終える年齢について疑問に思っている人は参考にしてみて下さいね。
鯉のぼりはいつ出す?
鯉のぼりを出す時期は地方によって違いがありますが、いつまでに出すという決まりはありません。
春分の日以降やお彼岸が開けた辺り(3月下旬頃)から飾るところもありますが、場所によってはあまりにも早すぎて近所で浮いてしまうというパターンもあるかもしれません。
せっかくの鯉のぼりなので長く飾りたいなら早めに出すのもいいと思いますが、一般的には4月中旬くらいから5月の頭辺りに出す家庭が多いようです。
その際は、天気の良い晴れた日を選んで出すようにしましょう。
鯉のぼりは吉日に出さなければいけないといういわれもありませんが、縁起を担いでお日柄の良い日に出したい場合は大安に出すのもおすすめです。
2022年の5月5日までの大安
- 3月24日(木)、30日(水)
- 4月3日(土)、9日(土)、15日(金)、21日(木)、27日(水)
- 5月2日(月)
鯉のぼりはいつしまう?
鯉のぼりをしまう日にちも、いつまでに片づけるという決まりはありません。
5月5日の子供の日がが過ぎたらすぐにしまう、旧暦の端午の節句である6月中旬頃まで飾る、など地方によってかなり違いがあります。
住んでいる地域がいつまで出しているのかわからない場合は、事前に近所の人に確認したり、自分の住んでいる地域に合わせて片づけるのが無難ですね。
周りの家が鯉のぼりをしまっているのに、自分の家だけ出しておくのも微妙ですよね。
そして鯉のぼりをしまう日は晴れた日に片付けるようにしましょう。
天気の悪い日にしまうと湿気などで鯉のぼりにカビが生えたり、傷んでしまう可能性があります。
天気の良い晴れた日なら生地が湿気ることなく、乾燥した状態でしまうことが出来ます。
鯉のぼりを飾る年齢は何歳まで?
鯉のぼりを飾る年齢は〇歳まで、という決まりはないとされています。
地方によって年齢に差はありますが一般的には
- 七五三の7歳を迎える年齢
- 15歳位まで(昔の成人を意味する元服の年齢)
- 成人するまで
などとも言われています。
子供も小さいうちは喜んでいても、年齢が上がるにつれて外に飾る鯉のぼりを恥ずかしいと思う時期がやってきます。
子供が嫌がるから小学校中学年位までに飾るのをやめた、という家庭も多いようです。
その場合は子供の意思を尊重して、鯉のぼりを飾り終える年齢を決めるといいですね。
子供が大きくなっても鯉のぼりを飾りたいという場合は家の中でも飾れる小さなものがおすすめです。
最近はマンションなどの集合住宅に住んでいるお家も多いので初めから小さな鯉のぼりを購入したり、置物のようなどこにでも飾れる鯉のぼりもいいと思います。
鯉のぼりは洗える?
鯉のぼりを片付けるときに汚れが気になるときは、ナイロン素材やポリエステル素材のものなら洗うことが可能です。
ほとんどの鯉のぼりがナイロン素材やポリエステル素材で出来ていると思いますが、購入したときにお手入れ方法が書いてあればそちらをチェックしてみてください。
一般的には中性洗剤を付けた布をかたく絞って、気になる部分をトントンと優しく拭いて汚れを落とします。
金箔部分は金の粒子がはがれてしまうことがあるので、出来るだけ気を付けるようにしましょう。
全体的に汚れている場合は手洗いで洗うことも出来ますが、鯉のぼりは特殊な加工や染め方がされているので洗濯機やクリーニング店に出すのはNGです。
【手洗いの手順】
30℃~40℃のぬるま湯に中性洗剤を入れ、30分~1時間ほどつけ置きをします。
時間が経つと汚れが浮いてくるので軽く押し洗いをし、汚れのひどい所は優しく揉んで汚れを落とします。
綺麗な水でよくすすいだらぎゅっと搾らずに水気を切って形を整え、日陰で風通しのよい場所に干します。
直射日光が当たる場所だと色落ちなどの原因になるので気を付けてくださいね。
鯉のぼりはいつ出していつしまう?飾る年齢は何歳まで?まとめ
鯉のぼりを出す日やしまう日に明確な決まりはありません。
5月5日の子供の日までの、空が晴れて自分の都合が良い日に準備するようにしましょう。
また飾る年齢も必ずこの年までという決まりがないので、子供の喜ぶ年齢まで飾ってあげるのがいいと思います。
子供の成長を願い天気の良い日に鯉のぼりを飾ってあげて下さいね!
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