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アイス無添加の市販で買える安全なものは?おすすめの4選!

アイスは色々なメーカーから出ていますが、実はほとんどのアイスに添加物が入っているのを知っていますか?

健康に気を使っていたとしても、知らぬ間にたくさんの添加物を体に取り入れていたら嫌ですよね。

ネット通販では無添加アイスのお店がけっこうありますが、毎回注文するのも大変だしお金もかかってしまいます。

そこで、市販でも買える無添加のアイスについてまとめてみました。

アイス無添加の市販で買える安全なものは?

色々原材料を見てきた中で、安心して食べられるかなと思ったのがこの4つです。

原材料を詳しく見ていきたいと思います。

成城石井のアイスクリーム

成城石井のオリジナルアイスクリーム。

このアイスは成城石井だけでなくローソンでも購入できるようです。

私の家の近くのローソンには置いてありませんでした。

ミルクの原材料】1カップ当たり140mlでカロリーは289kcal

乳製品、氷砂糖、卵黄、水あめ(一部に卵・乳成分を含む)

とても少ない材料で作られているアイスクリームですね。

このアイスクリームは氷砂糖を使うことで、すっきりとした後味に仕上げていて、1度食べるとハマってしまう美味しさです。

成城石井のアイスクリームはパッケージに乳化剤、安定剤、香料、着色料不使用と書いてあるので、パッと見た瞬間に無添加のアイスクリームだとわかります。

フレーバーは3種類あり、ミルク・抹茶・チョコレートのどの味も無添加になっています。

市販のチョコレート系アイスクリームには添加物が入っている物がほとんどなので、成城石井のチョコレートアイスは貴重ですね。

↓成城石井の無添加アイスを食べた記事はこちら↓

成城石井の無添加アイスクリームは美味しい?3種類を食べ比べ

ハーゲンダッツのアイスクリーム

有名なハーゲンダッツのアイスクリームも無添加です。

バニラの原材料】1カップ当たり110mlで244kcal

クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)

脱脂濃縮乳は生乳から脂肪分を取り除いて濃縮したものです。

意外とシンプルな原材料にビックリですね。

香料は本来添加物になるんですが、ハーゲンダッツのバニラ香料は職人の手によって湯漬け作業された高品質のマダガスカル産バニラビーンズを材料にして、シンプルにアルコールで抽出したエッセンスを使用しているそうです。

そしてハーゲンダッツのミルクは北海道の根室地区から調達していて、乳牛が食べる牧草のpH値(液体の酸性・アルカリ性の程度を表す数値)まで厳しく管理しています。

とっても安心感がありますよね~

でも、ハーゲンダッツだからと言ってすべてのフレーバーが無添加という訳ではないです。

添加物が使われていないフレーバーは今のところバニラ、ストロベリー、抹茶、リッチミルク、マカデミアナッツ、ラムレーズンでした。(他にも見つけたら追記していきます)

ストロベリーチーズケーキや、キャラメルホリックなどのちょっと凝った味になると安定剤、植物レシチンなどが使われているので注意して下さいね。

スタンダードな味には添加物が使われていませんので、ハーゲンダッツを食べるならシンプルなフレーバーがおすすめです。

シャトレーゼの無添加ミルクカップ

シャトレーゼでは無添加のアイスをいくつか販売しています。

こちらはカップアイスの6個セットで、棒アイス版の無添加ミルクバーも販売されています。

原材料】1カップ当たり75mlで73kcal

水あめ(国内製造)、乳製品、生乳、砂糖、異性化液糖、乳等を主原料とする食品、でん粉、ミルクカルシウム、寒天、グルコマンナン

安定剤、乳化剤、香料、着色料不使用の無添加にこだわり、卵も不使用となっています。

たまごアレルギーでも食べられのはいいですね!

原材料で気になったのはグルコマンナンと異性化糖液です。

無添加にこだわって作ったアイスということなので大丈夫だと思いますが、名前的にちょっと気になりますよね(^^;

調べたところ、グルコマンナンはコンニャクの主成分として多く含まれる食物繊維の一種。

異性化液糖はとうもろこし、じゃがいも、サツマイモなどのデンプンを原料に作られていて、酵素を入れて異性化させた液状の製品です。

この酵素は安全な微生異性化液糖物の作り出すものらしいですが、血糖値が急上昇するとも言われています。

異性化液糖が遺伝子組み換えのとうもろこしから作られている場合もあるので、もっと詳しく原材料として書いてくれるとありがたいですね。

井村屋のあずきバー

昔ながらのあずきバーは氷菓の分類になります。

原材料】1本当たり65mlでカロリーは112kcal

砂糖(国内製造)、小豆(遺伝子組換えでない)、水あめ、コーンスターチ、食塩

あずきバーの原材料も凄くシンプルな物だけですね。

コーンスターチはトウモロコシを原料としたでんぷん粉で、食品添加物には該当していません。

あずきバーには有機砂糖を使用した「オーガニックあずきバー」という商品も発売されているので、より健康志向の人はオーガニックあずきバーがおすすめですよ。

あずきバーシリーズの「ミルク金時」や「宇治金時」には乳化剤や安定剤などの添加物が使われているので、添加物のないものを選ぶなら基本のあずきバーのみとなります。

アイスに良く使われる添加物

アイスに良く使われる添加物をまとめてみました。

乳化剤

油と水のように本来は混ざり合わないものを混ざりやすくする食品添加物。

アイスクリームに使う場合は牛乳中の脂肪分を均一に混ぜたり、油脂を分散させて滑らかにするのに使用されています。

卵黄から作られる卵黄レシチンなど天然の乳化剤もあります。

安定剤(増粘多糖類)

粘度を高めて食品の成分を滑らかにしたり、保形性をよくする効果を目的として使われます。

増粘多糖類と表示されている場合は、複数の増粘剤が使用されています。

カラメル色素

カラメル色素は製法によって、カラメルⅠ〜Ⅳの4種類にわかれます。

  • カラメルⅠ…糖類のみを加熱して作るカラメルで、安全性は高いがコストがかかる。
  • カラメルⅡ…糖類に亜硫酸化合物を加熱して作るもので、日本では使用禁止になっています。
  • カラメルⅢ…糖類にアンモニウム化合物を加熱して作るもの。
  • カラメルⅣ…糖類にアンモニウム化合物+亜硫酸を加熱して作るもの。

日本で多く使用されている製造法はカラメルⅢとカラメルⅣと言われています。

香料

香料には化学的に合成された合成香料と、天然物から採った天然香料があります。

アイスクリームでは低温状態で香りのバランスがとれて香り立ちが良く、均一に分散するなどの条件を備えた水溶性香料が主に使われています。

※それから添加物ではないですが植物油脂(植物から採取した油脂)も良くないと言われています。

植物油脂は製造過程でトランス脂肪酸が発生し、そのトランス脂肪酸はコレステロールを増加させたり、心疾患のリスクを高めると言われています。

気になる人は原材料に植物油脂があるか、ないかも確認するといいと思います。

アイスの分類とは?

アイスは乳固形分と乳脂肪分の入っている量によってアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4つに分類されます。

アイスクリーム乳脂肪分15.0%以上うち、乳脂肪が8.0%以上含まれているもの
アイスミルク乳脂肪分8.0%以上15.0%未満うち、乳脂肪が3.0%以上含まれているもの
ラクトアイス乳脂肪分3.0%以上8.0%未満
氷菓乳固形分3.0%未満のもの

アイスのパッケージをよく見ると、アイスクリームと思っていたものに「アイスミルク」や「ラクトアイス」という表記がしてあったりします。

そして乳化剤安定剤はアイスクリームよりも、アイスミルクやラクトアイスに含まれていることが多いです

特にラクトアイスは値段も安いので、添加物がいっぱい入っているものばかりです。

値段の高い商品にはそれなりの理由があるのがわかります。

コストを抑えて大量に作るということは、どうしても添加物で仕上げることになってしまうんでしょうね。

アイス無添加の市販で買える安全なものは?まとめ

市販で買える無添加アイスはまだ多くありませんが、以前よりは増えているように感じますね。

市販で買えるアイスということで今回は除外しましたが、市販以外ならコープで購入できる「MOW3three」(モウスリー)というアイスクリームがおすすめです。

森永とコープが共同して作った商品で、「MOW」の無添加シンプル版という感じですね。

原材料は国産の乳製品、砂糖、卵黄の3つだけを使用し、乳化剤・安定剤・香料・着色料不使用という素晴らしいアイスです。

コープを取っている人は食べてみて下さいね!

ちなみに普通の「MOW」バニラの原材料は乳製品、水あめ、砂糖、卵黄、カラメルシロップ(砂糖、水あめ)/香料、(一部に卵・乳成分を含む)となっています。

香料がなければ完全無添加のアイスクリームでしたが、天然香料を使っている可能性もありますよね。

どちらかわからないので今回は外しましたが、無添加アイスは値段が高いから頻繁には買えないというときは「MOW」でもありだと思います。

健康が見直されている今、気軽にスーパーやコンビニで買える無添加アイスが増えてくるといいですね。

ネット通販だと値段はそれなりにしますが、牧場が作っている無添加アイスなどたくさんの商品が売っています。

気になる人はこちからチェックしてみて下さいね。

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