小松菜を調理しようとして何気なく葉っぱの裏を見たら白っぽい斑点が…
たくさんではないけれどポツポツ出てると気になりますよね。
家庭菜園で小松菜を作っている人も葉裏が白くなってしまったという話をよく聞きます。
白い斑点ができてしまった小松菜は食べられるんでしょうか?捨てるのも勿体ないので調べてみることにしました。
同じように気になっている人は参考にしてみて下さいね!
小松菜の白い斑点は食べられる?
農業の植物病理学専門の方の見解によると小松菜の白い斑点は食べないほうがいいと書いてありました!
もし食べる場合は白い斑点になってる部分を排除してから食べれば大丈夫です。
不思議なんですが、小松菜の白い斑点について調べていると食べられますと言ってる人も多数いたし、小松菜栽培をしてる農家の人でも「食べても大丈夫」と言ってる人もいました。
ちなみに白い斑点がついてしまった小松菜は商品になりません。
購入するとなったら、やっぱり白い斑点部分は気になりますよね。
人によってかなり意見が分かれているので結局は自己責任なんでしょうが、個人的な考えでいうと私はやはり食べたくないですね(^^;
食べても大丈夫と言われても後々体に何かあっても嫌なので、これからも白くなった部分は切って食べるようにします。
小松菜の白い斑点の原因は?
小松菜の白い斑点ができる原因は野菜の病気(カビ・細菌・ウイルスなど)です。
植物が病気になる原因の病原菌は植物にのみ寄生するので、病気になった野菜を食べても人間に病気がうつることはありません。
ですが病気になった野菜は病原菌を侵入させないように色々な反応を引き起こし、人間にとってアレルギーとなる物質を作っている可能性があります。
そのため病気になった部分は食べない方が安心できますね。
小松菜の白い斑点の病気は主にこの2つと言われています。
白さび病
白さび病はカビ(糸状菌)によって葉っぱの裏に白く盛り上がった斑点ができる病気です。
主に小松菜、かぶ、大根などのアブラナ科の作物に感染します。
酷くなると葉の裏が真っ白になることもあります。
うどんこ病
うどんこ病は葉っぱの表面にうどん粉をふりかけたような白い斑点があらわれる病気です。
こちらの原因もカビになります。
酷くなると葉っぱ全体が白い粉で覆われたようになり、さらに葉が黄色くなって枯れてしまいます
キュウリやカボチャなどのウリ科の野菜やトマト、イチゴ、なす、ピーマンなどにも発生します。
どちらも病気も湿度が高いとかかりやすくなるので、その年の天候によってもかわってくるそうです。
小松菜の白い斑点は食べられる?まとめ
小松菜の白い斑点は植物の病気からくるもので、植物についた菌自体は人間に害はありません。
でも植物が病気に抵抗しようとする反応から、人間にとって有害なものにかわる可能性もあります。
白い斑点が付いた葉の部分は切り落として、健康な葉の部分だけを食べるようにしましょう。
植物の病気を引き起こす菌は人間には害がないとわかっても、カビと言われると口に入れるのに抵抗があります。
野菜があきらかに普通と違う場合は、その部分は食べない方が安心ということですね。