養生テープは粘着力が弱いので、最近では賃貸の模様替えの土台に使う人も増えています。
けれど長期間使用したときに、本当にベタベタが残ったりしないのか心配ですよね。
我が家は家のポストとフローリングのクッションシートに養生テープを1年間使っていたので、剥がしたらどうなっているのかをまとめてみました。
養生テープを長期間使用するのが心配な人は参考にしてみて下さいね(^^)
養生テープを長期間貼るとどうなる?
私が家が使っていた養生テープはよくあるこのテープです。
ダイソーで購入したものですが、1年位この養生テープを貼っていました。
ポストに貼っていた養生テープの跡は?
まず郵便受けのポストに貼ってあった養生テープ。
郵便受けは外にあり、太陽の光や雨風をダイレクトに受ける場所に設置されています。
チラシが入れられないように集合住宅の小さい郵便受けのポストに養生テープを貼っていたんですが、1年くらいたって剥がしてみたらくっつきすぎて綺麗に剝がれませんでした。
剥がれることは剥がれるんですけど一気にビーっと剥がれる感じではなく、テープの一部分がぴったりポストに張り付いていて、爪でテープのカスを無理矢理削って剥がすような感じになりました。
これは外にさらされている場所に貼っていた影響もあるかもしれないです。
剥がした後の粘着のベタベタはそれほど気になりませんでした。
でも剥がした跡のテープや粘着の跡が少し残っていて、ヘラとかで削ると綺麗に取れましたが地味に大変でした。
フローリングマットに貼っていた養生テープ跡は?
次にフローリングマットに貼っていた養生テープです。
もともと部屋は畳だったんですが、犬がいるので畳が汚れないように畳の上からフローリングマットを敷いていました。
マット1つだと6畳の部屋の横幅が足りないので2枚のフローリングマットを重ね合わせて使用。
重なった部分が凸凹するので、つまずかないように養生テープを貼っていました。
そしてフローリングマットを替えようと思って剥がしたところ、こちらは気持ちよくビーっと一気に剥がれました!
でもポストに貼ってあった時よりもけっこうべたつきが残っています。
粘着の黄ばみとベタベタがこんな感じでついてました。
ベタベタが取れるかと思ってガムテープでペタペタしてみたんですが、粘着は全然取れる気配がなかったです。
ポストと違ってクッションシートはビニール系の素材なのでベタベタが残りやすいのかもしれません。
養生テープの粘着の剥がし方は?
養生テープを剥がした後にベタベタが残っている場合はエタノールやアルコールで拭くと取ることが出来ます。
アルコールやエタノールには粘着剤のべたべたを分解する働きがあるので、アルコールやエタノールが入っているウェットティッシュで拭くのが一番簡単です。
その際はアルコールやエタノールの含有量が多いものがおすすめ。
含有量が少ない物は粘着剤を分解する力が弱くなるので、含有量をチェックして購入してみて下さいね。
こちらはエタノール含有量25%のウエットティッシュ
ベタベタの範囲が広いときは液体の無水エタノールをコットンやタオルにしみこませて拭けば綺麗に剥がすことが出来ます。
養生テープは短期間使用の目的で作られたテープ!
養生テープは元々長期間貼るための物ではなく短い期間で剥がす前提で作られたものなんだそうです。
工事業者によると、通常は2~3日で剥がすもので長期間使用する場合でも1週間ほどでは剥がさないとノリが残る可能性があるテープになります。
我が家も賃貸なので残ったベタベタの粘着具合や剥がれなさを考えると、長期間壁とかに貼るのは危険そうですね(^^;
ちなみにマスキングテープも長期間貼ると、貼る場所によってはベタベタが残りました。
養生テープを長期間貼ると剥がれない?まとめ
養生テープは長期間ではなく短期間貼るために作られたテープです。
今回ポストとフローリングシートの養生テープを剥がしてみて、貼る場所の素材によっては剥がしにくかったり、変な跡が残ることもわかりました。
原状回復が難しい場所に使用する場合、賃貸の人は気を付けた方がいいと思います。
養生テープを日光に当たるところに貼っていたり、夏場の部屋の暑さでも劣化具合が変わってくるそうなので、長期間貼るのは避けるようにし他方がいいかもしれないですね。