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冷凍のエビが苦い!加熱しても透明なのはなぜ?食べても大丈夫?

冷凍のシーフードミックスは色々な料理に使えて便利ですよね!

私は魚介が大好きなので早速、レンジで解凍してからオリーブオイルで炒めて調理しました。

でもけっこうな時間加熱してもエビだけ火が通ってないように透明でした。そして食べてみたらなぜかエビだけとても苦くて吐き出してしまいました。

こんなことは初めてだったのでどうしてなのか気になって色々と調べてみました。

冷凍えびを食べて同じようなことを感じた人は、読んで参考にしてみて下さい。

冷凍のエビが苦い!加熱しても透明なのはなぜ?

加熱しても白くならず透明なままのえびは保水処理をしているからです。

保水処理とはph調整剤(食品添加物)などを保水剤としてえびに注入し、内部に水分を残すための処理方法です。

これをすることで海老のプリプリとした食感を保ち、加熱して小さくなるのを抑えます。

無理矢理縮まないようにしているなんて怖いですね

私が購入したシーフードミックスを見てみると原材料に「 ph調整剤 」と書いてありました。

ph調整剤とは

食品の腐敗防止や変色防止の目的で使用する食品添加物で、pH(酸性やアルカリ性)の度合を調整するために使います。

食品のpHが4~5の酸性下領域になると細菌などの活動が低下するので、食品の日持ちを良くするために使用されることもが多いです。

pH調整剤にはリン酸、クエン酸、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムなど様々な種類があり、pH調整剤として使う場合には一括表示をしていいことになっているので、何がどのくらい含まれているかは全く分からないようになっています。

ph調整剤の身体への影響が心配だという質問に厚生労働省が答えています。

保存料は、微生物の増殖を抑える食品添加物であり、一方、pH調整剤は、食品を適切なpH領域に保つ食品添加物です。微生物の増殖は、pHにより影響を受けることから、食品のpHを調整することにより、結果的に食品の保存性を高めることがあります。ただし、味に影響する可能性があることなどから、pH調整剤の使用量には、現実には限度があります。pH調整剤等の食品添加物は、食品衛生法に基づき、人の健康を損なうおそれがないものとして厚生労働大臣が定めたもの以外は、原則として使用することができません。また、必要に応じて使える食品や使用量の限度についての基準(使用基準)等を定め、食品添加物の安全性を確保しています。pH調整剤の多くは使用基準を定めていませんが、一部の品目には、必要に応じて設定しています

http://www.fsc.go.jp/fsciis/questionAndAnswer/show/mob07005000006

ph調整剤を入れすぎると「味に影響する可能性があるので使用量には限度がある」となっていますが、海外でph調整剤を入れた冷凍海老が送られてきたら確かめようがないのでは…という声もありました。

私が食べた海老は噛めば噛むほど苦みを感じたので味に味に影響がでてると思うんですけど、どれだけph調整剤が入ってるのか気になりました。

冷凍のエビが透明でも食べて大丈夫?

冷凍のエビを充分加熱をしていれば透明でも火は通っているので食べて問題はないそうです。

ph調整剤を入れた海老はどんなに炒めても透明感が残ることが多いそうです。

私が購入した冷凍シーフードのえびは5分以上加熱しても透明でした。白っぽく見えるものもありますが、中は半透明です。

透明でも火が通っているということですが、加熱しても白くならないのが不自然でイヤだと感じてしまいました。

1番最初にこの冷凍シーフードを食べたときはトマトソースにシーフードミックスを入れ、パスタソースとして食べました。その時はとくに苦みは感じず、とても美味しく食べ終わりました。

2回目に食べたときはオリーブオイルで炒めて塩で味付けしただけなので、どちらかというと素材の味を活かした料理になります。

イカもあさりも普通に美味しく食べたんですけどエビだけがどれを食べても苦くて、6個くらいあった海老のうち食べられたのは1個だけでした。

このことから濃い味付けにすればわからずに食べてしまうけど、素材の味を活かしたシンプルな料理だと味がおかしいことに気づいてしまうとわかりました。

結局、食べるのが怖くなってエビだけ捨てました。

別のスーパーで購入したシーフードミックスはオリーブオイルと塩で調理しても美味しく食べられたのでメーカーによってかなり違うのかなという気がします。

冷凍エビを買う時は必ず原材料を見て「ph調整剤」が使われているのか確認してから購入するようにしたいと思いますが、冷凍エビやむきエビにはほぼ ph調整剤が使用されているようです。

安全な海老はどこで買える?

ph調整剤などの食品添加物が入っていないエビが欲しいなら殻付きの海老を買ったり、エコシュリンプという海老がおすすめです。

「エコシュリンプ」は人口飼料や抗生物質を与えず自然な生育環境で育てている海老で、パルシステムや大地を守る会、無添加の食品を取り扱っているお店で取り扱いがあります。

パルシステムは有機・低農薬野菜や保存料・着色料不使用のハムなど安心して口にできる食品を取り扱っています。

パルシステムや大地を守る会の会員じゃない人は、楽天やヤフーショッピングの無添加食品を取り扱っているお店でエコシュリンプを購入することも出来ます。

「有機家」、「自然食品のたいよう」などで取り扱いがありました。

冷凍のエビが苦い!加熱しても透明なのはなぜ?まとめ

冷凍のエビが加熱しても透明なのはph調整剤(食品添加物)をえびに注入して保水処理をしているからで、透明なままでも充分に加熱をしてあれば食べて大丈夫です。

安全なエビが食べたいなら値段は高くなってしまいますが、殻付きの海老やエコシュリンプを買うようにした方がいいと思います。

そして冷凍シーフードや冷凍エビを購入する際は、原材料を見てph調整剤が使用されているかもチェックして判断してみて下さいね。

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