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ドライフルーツの砂糖の抜き方は?砂糖を使うのはなぜ?

ドライフルーツはメーカーによって砂糖がたくさんついているものと、ついていないものがありますよね。

ドライフルーツにした果物は甘さがあるので、砂糖が付いている場合は出来るだけ砂糖を取りたいと思ってしまいます。

そこでドライフルーツの砂糖の抜き方を試してみることに。

ドライフルーツの砂糖を抜きたいと思っている人は、参考にしてみて下さいね。

さらにドライフルーツにはなぜ砂糖を使うのか?

砂糖を使う以外にどんな製法があるのかもまとめてみました。

ドライフルーツの砂糖の抜き方は?

ドライフルーツの砂糖を抜く方法は大まかにこの2つです。

  • 水で洗う
  • 無糖のプレーンヨーグルトの中に漬ける

ザラメのような砂糖が付いているドライフルーツは水で洗えば表面の砂糖は取れますが、ちょっと水っぽい味がつきますね。

あとドライフルーツに砂糖の甘味がしみ込んでいると、表面の砂糖を洗っても砂糖のような甘さを感じるものもありました。

もう1つの方法が砂糖を抜きたいドライフルーツを無糖のプレーンヨーグルトの中に入れて、冷蔵庫で一晩位漬け込む方法です。

こちらはドライフルーツの甘みがヨーグルトに移り、 さらにヨーグルトの水分がドライフルーツを柔らかくします。

ドライフルーツというよりは半生のフルーツのような感じになりますが、砂糖は抜けます。

ヨーグルトにドライフルーツを漬けるとどんな感じになるのか、試しに色々なドライフルーツで実験してみました(^^)

マンゴーのドライフルーツ

ドライマンゴーをヨーグルトの中に入れます。

マンゴーが隠れるようにヨーグルトをかけて冷蔵庫で一晩置きました。

こちらが一晩漬け込んで取り出したものです。

左が普通のドライマンゴーで、右がヨーグルトに1晩付けたドライマンゴーです。

水分を吸って、瑞々しいマンゴーになっています。

食べると柔らかくて生のマンゴーに近い感じになっていました。

無糖ヨーグルトにはドライフルーツの甘味が移って、ほんのりした甘さのヨーグルトになってます。

パイナップルのドライフルーツ

パイナップルのドライフルーツはヨーグルトにつけても甘みがけっこうありました。

パイナップルは元々糖度が高いので、砂糖を抜いても甘みが凝縮されているようですね。

ドライ状態よりは柔らかいので食べやすいですよ。      

干しブドウ

レーズンもヨーグルトに漬けてみました!

粒が小さいからわかりにくいですが、右側がドライフルーツで左側がヨーグルトに漬けたものです。

ヨーグルトに漬けた方が少しふっくらしています。

味は干しブドウの状態よりも柔らかく、少しだけジューシーな感じになりました。

柔らかくなるのでヨーグルトと一緒に食べると、生のぶどうを入れて食べているような感覚になってきます。

個人的にはドライマンゴーが一番美味しかったですね!

ドライフルーツに砂糖を使うのはなぜ?

果物は水分が多く傷みやすいので、長期保存には向きません。

そこで砂糖を使って長期保存を出来るようにします。

砂糖がついたドライフルーツは糖置換という製法で作ったドライフルーツになります。

糖置換は果物の糖濃度を高めてから乾燥させる方法で、果物の水分の一部が糖に置き換わるので柔らかさが残るドライフルーツが出来上がります。

この方法は安定した色や保存性に優れていますが、その変わりに糖をたくさん含むことになります。

ドライフルーツの色々な製造の仕方は?

最近ではドライフルーツを作るのにも色々な方法があります。

それぞれメリット・デメリットがあるのでドライフルーツを購入するときの参考にしてみて下さい。

糖置換

砂糖水などの糖液に果物を漬け込み、高濃度の砂糖を含ませてから乾燥させる方法です。

ソフトな食感のドライフルーツになり色も良く保存性に優れていますが、糖をたくさん含んだドライフルーツになります。

輸入品に多く使われています。

天日干し

天日干しは昔から使われている方法で、家庭でドライフルーツや干し野菜を作る場合はこの方法で作る人も多いです。

干し柿や切り干し大根などが天日干しで有名ですね。

けれど天日干しは乾燥の早さが天気に影響されたり、干す場所や保管状態によってはカビが生えて失敗する場合もあり、品質を一定に保つのが難しい方法です。

熱風乾燥

熱風乾燥は、熱風を食品に吹きつけて乾燥させる方法です。

よく使われる方法ですが、食品によっては酸化が促進されるので変色や表面が硬くなるなどのデメリットもあります。

減圧乾燥

減圧乾燥は低めの温風を送って減圧し、乾燥させる方法です。

減圧をすると内部から水分が出てきて食品を乾燥をさせやすくなります。

完成したときの色も鮮やかに残り、食材の持つ本来の香りや旨みを凝縮することができます。

減圧乾燥は輸入品に多く使われています

真空凍結乾燥(フリーズドライ)

真空凍結乾燥は1度凍らせた食品を真空状態にし、水分を一気に飛ばして乾燥させるという製法で、フリーズドライ製法とも言います。

この製法は熱を加えないので栄養が壊れにくく、食品の色や形状も維持できます。

減圧フライ

減圧フライは密封したフライ装置内を真空に近い状態にし、植物性油脂で低温フライをして乾燥を行います。 

ビタミン類などの栄養素や風味・色などを壊さず保持でき、サクサクした食感に仕上がります。

バナナチップなどがこの製法で作られています。

ドライフルーツの砂糖の抜き方は?砂糖を使うのはなぜ?まとめ

ドライフルーツの砂糖の抜き方は思ったより簡単にできましたが、ドライ状態のフルーツではなく食感が変わってしまうのが難点ですね。

ドライフルーツに砂糖を使うのは長期保存をするためで、糖置換という方法になります。

今は色々なドライフルーツがあるので、どこまでドライな状態のものが食べたいのか自分で選ぶことも出来ます。

砂糖を抜くのが手間なら、最初から砂糖を使わない製法で作られているドライフルーツがおすすめです。

↓こちらから見ることが出来るのでぜひチェックしてみて下さいね↓

砂糖不使用のドライフルーツを見てみる

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