ある日気が付いたら真っ白いタオルにピンクカビが…ということはありませんか?
一度ピンク色になってしまうと普通に洗濯をしてもとれなくなってしまいます。
けれど違う方法で洗濯をすれば汚れもスッキリとれて、綺麗なタオルに戻すことが出来ます。
そこで今回は「タオルのピンクカビの落とし方は?原因と洗濯の仕方を解説」という内容でまとめてみました。
タオルのピンクカビの原因は?
まずは、タオルがピンク色になってしまう原因や理由について説明していきます。
1度使用したタオルには皮脂の汚れが付きます。そして使ったタオルをそのままポイっと洗濯機に放り込んで何日も置いておくと湿気が溜まって、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
ピンクカビの原因は「タオルに繁殖した雑菌」なんです。
タオルに繁殖した菌がピンク色の色素を出すので、タオルがピンク色に変わってきてしまうんです。
さらに雑菌がタオルの繊維の中に入り込んでしまうと、普通に洗濯をしても取り除くことが難しいので、臭いや黄ばみの原因としてタオルにあらわれてきます。
たまに1度使ったバスタオルを洗濯せずに干してもう一度使っている人がいますが、雑菌が繁殖して菌がもの凄い数に増えてしまうのでやめた方がいいです。
面倒でも1度使用したら必ず洗濯しましょう!
ピンクカビを漂白剤で落とす方法
ピンク色に変色をしてしまったタオルを綺麗にする方法は2つあります。まず1つ目は漂白剤を使う方法です。
🔹用意する物🔹
- 酸素系の粉末漂白剤(酸素系漂白剤は粉末と液体がありますが、粉末の方が効果が強く衣服についた臭いも取ってくれます)
- 手袋(なくても大丈夫ですが、手が弱い人は手袋があった方がいいです)
※塩素系の漂白剤でも汚れは落ちますが、漂白力が強く布を傷めるため何度も使用すると布が薄くなったり、穴が開いてきます。それから柄物には使えません。
酸素系の粉末漂白剤はこのような商品になります。こちらの2つは人気で口コミも高い漂白剤です。
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【手順】
- バケツなどに40~50度のお湯をためたら、その中に酸素系漂白剤を入れてかき混ぜます。このとき、お湯の温度をキープしておいた方が効果がでます。
- 酸素系漂白剤を入れたお湯にピンクカビがついたタオルを入れて、20分~30分ほどつけて置きます。汚れの落ち具合によって時間は変えてみて下さい。
- ピンクカビが落ちたら洗濯機でよくすすぎをして、脱水します。
- 干すときはなるべく風が通るように洗濯物と洗濯物の間隔をあけて干します。
ピンクカビを煮沸して消毒する方法
2つめの方法は熱湯で煮沸消毒する方法です。
この方法は「煮洗い」と言われており、昔ながらの洗濯方法で嫌な臭いもにとることが出来ます。
🔹用意する物🔹
- 重曹(食用でも工業用でもOK)または粉石鹸
- ステンレスまたはホーローの鍋(アルミの鍋は洗剤のアルカリで変色したりすることがあります)
【手順】
軽い汚れには重曹、強い汚れには粉石鹸を使います
- 水1Lに対して重曹なら大さじ1杯程、粉石鹸なら小さじ2杯程を使用します(汚れの度合いによって調節して下さい)鍋にお湯が少し湧いてから重曹または粉石鹸を入れて溶かします。
- 重曹や粉石鹸が溶けたらタオルを入れ、弱火で20~30分煮ます。このとき吹きこぼれないように気を付けて下さい。
- 最後にしっかりとすすぎをして脱水します。粉石鹸は残りやすいので丁寧にすすいで下さいね。
- 干すときはなるべく風が通るように洗濯物と洗濯物の間隔をあけて干します。
タオルのピンクカビの落とし方まとめ
タオルについたピンクカビの落とし方をご紹介しました。
ピンクカビを発生させないためには、湿ったタオルを早く洗うというのが重要ポイントになってきますので、ピンクカビがつかないようにする為にもなるべく早めに洗濯してみて下さいね。
我が家はバスタオルをこまめに洗うのが面倒なので、フェイスタオルを使用するようにしたら洗濯が大分楽になりました。
こまめに洗うのは手間がかかるし面倒くさいという人は、フェイスタオルおすすめですよ。
もしくは使う年数を決めて新しものに買い替えるというのもアリだと思います。
新しいタオルは肌触りも良いし、気分もリフレッシュできるの自分のやりやすい方法で清潔なタオルを保って下さいね!