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カブに繊維のような筋があるのはなぜ?筋がある場合の料理法や新鮮なカブの見分け方は?

買ってきたカブを料理したら繊維のようなスジが口に残り、食べながら何度もスジを取ることってありますよね。

でもカブによってスジが合ったりなかったりするので、カブを料理するたびに今回は大丈夫かなと毎回気になっていたんです。

そこでなぜカブによって繊維のようなスジが口に残るのかを調べてみました。

さらにカブにスジが出てしまっても美味しく食べられる方法もまとめているので、参考にしてみて下さいね!

カブに筋があるのはなぜ?

カブを食べたとき口の中に繊維のような筋が残る原因はこの2つが考えられます。

カブが育ちすぎたから

カブが育ちすぎると皮の下に固い繊維の層ができてしまいます。

これがカブを食べたときに筋のようなものが口に残る原因となります。

買ってきたカブをすぐ食べずに暫くしてから食べる場合は、けっこうな確率でスジっぽい繊維が残るカブになっています。

買ってきたばかりのカブでも筋が残る場合は、収穫が遅くなりカブが育ってしまっている可能性があります。

下処理で皮を薄く剥いているから

カブの皮を包丁で剥かずにピーラーでを剥くと、皮が薄く剥けてしまいます。

そのため、食べたときに筋のような繊維が残ることになってしまいます。

これは大根も同じですが、カブは大根よりも皮がかなり厚くなっているので、カブの皮は厚めに剥きます。

筋が出たカブのおすすめ料理方法は?

スジが出てしまったカブは煮物などにしても、口にスジが残り食べるときにストレスになってしまいます。

そのような場合はアレンジしてあげれば十分食べられますよ。

カブの皮も捨てずに使いたいという場合にもおすすめです。

カブのポタージュ

材料】2人分

カブ2個、コンソメ小さじ1/2、牛乳又は豆乳300cc、塩コショウ適量

手順】

  1. かぶを6~8等分に切って、水を入れた鍋で柔らかくなるまで煮込みます。
  2. 柔らかくなったカブをハンドミキサーなどで滑らかにします。
  3. 鍋にカブを戻し、コンソメや牛乳を入れてひと煮たちさせます。
  4. 塩、コショウで味を整えれば完成!

お好みでクルトンやパセリを散らしてもいいですよ。

カブの甘酢漬け

甘酢漬けは皮も柔らかく仕上がるので、カブの皮だけで作ることも出来ます。

めちゃくちゃ簡単な方法はミツカンの「ミツカン カンタン酢」で作る方法です。

材料

カブ2個、ミツカン カンタン酢1/2カップ、ジッパー付き保存袋

手順】

  1. ジップロックなどに薄くスライスしたカブとカンタン酢を注いで、空気を抜いてジッパーを閉めます。
  2. よく揉んで30分ほど漬ければ完成!

ミツカン カンタン酢は砂糖などの調味料がすでに入っているので簡単に作ることが出来ますよ。

かぶら蒸し

材料】2人分

カブ1個、卵白(Lサイズ)1個、塩少々、好きな具材(鶏のささみ、海老、白身魚など)

餡の材料:だし汁150cc、水溶き片栗粉適量、★醤油、酒、みりん各小さじ1

手順】

  1. 初めに好きな具材を蒸して火を通しておきます。(レンチンでOK)
  2. カブを皮ごとすりおろし、ざるで水気を切ります。
  3. ボウルに卵白を泡立て、塩少々を加えメレンゲを作ります。
  4. 深めの耐熱皿に2のメレンゲを入れます。その上に具材を置き、具材の上にまたメレンゲをかぶせて覆い、ふわっとラップをして500wで4分半~5分レンチン。
  5. 鍋にだし汁と★の材料を入れひと煮たちさせたら、水溶き片栗粉を入れとろみを付けます。
  6. 出来上がったかぶら蒸しを器にひっくり返してお皿に盛りつけ、餡をかけたら完成!

筋がないカブの見分け方は?

新鮮なカブの見分け方は茎の付け根が淡い緑色になっているもの。

そして葉にハリがあってカブの表面の肌がきめ細かくかくツヤがあり、根の部分がコロンと丸く整っているものです。

カブの表面に変色や茶色いシミがある場合は鮮度が落ちている証です。

うっすらでも、シミがあるカブは避けるようにしましょう。

カブの実の部分が大きく

カブのおすすめの保存方法は?

カブをすぐに使わない場合、葉を切ってカブの実と葉に分けて保存します。

葉をつけた状態で保存をすると、葉っぱの部分が実の水分などを吸い上げてスカスカになってしまいます。

カブの実の保存方法

冷蔵保存

カブの実の部分を新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で冷蔵保存します。

冷凍保存

冷凍保存する場合は皮を剥いてから好きな大きさに切って、冷凍用保存袋に重ならないように入れ、しっかりと空気を抜いて冷凍庫で保存します。

1ヶ月ほど保存可能で使用するときは凍ったまま料理に使えるので便利です。

かぶの実を丸ごと冷凍保存することも出来ます。

その際は皮を剥いてからラップでカブを1個ずつ包み冷凍用保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いたら冷凍庫で保存します。

1ヶ月ほど保存可能で使用するときはラップを外して流水に当て、半解凍のような状態になったら好きな形にカットして使います。

レンチンする場合はラップを付けたまま600Wのレンジで3分ほど加熱をすると柔らかくなるので、そのまま食べたりスープに入れるのもおすすめです。

カブの葉の保存方法

冷蔵保存

カブの葉を新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で冷蔵保存します。

冷凍保存

冷凍保存をする場合は葉をよく洗ってからキッチンペーパーで水分を取り、細かく刻んで保存袋などに入れて冷凍保存すると長持ちして便利です。

茹でてから冷凍保存する場合もキッチンペーパーで余分な水分を取ってから凍保存するようにしましょう。(水分が出ると葉っぱ同士がくっつきやすくなってしまいます)

カブに筋があるのはなぜ?まとめ

カブにスジがあるのは育ちすぎて、皮の下に固い繊維ができてしまうからです。

カブの中にスジが残らないようにするためには、カブの皮を厚く剥いたり、新鮮なカブを買うようにするしかないです。

もし購入したカブを切ってスジのようなものがあったり、鮮度がイマイチだったりした場合もアレンジをすれば筋を気にせずに食べることが出来ます。

でも一番いいのは鮮度の良いカブを買って、出来るだけ早めに食べることです。

カブを買う際は葉っぱや表面を確認して、新鮮なものを選ぶようにして下さいね。

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