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鏡餅のカビを防ぐ簡単な方法は?保存期間はどれくらい?カビ対策をご紹介!

お正月に飾る鏡餅は飾ったときはいいけれど、日を追うごとにカビが生えてきた…という悩みを持つ人が多いようです。

私も何度も飾ってはカビが生えて、鏡開きの頃にはお餅を削っていました。

そこで鏡餅のカビを防ぐ簡単な方法と、保存期間はどれくらいなのかを調べてみました。

手間を省いて簡単に鏡餅を長持ちさせる方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さいね!

鏡餅のカビを防ぐ方法と保存期間は?

鏡餅をカビさせないようにする簡単な方法は焼酎またはわさびを使った方法です。

やり方を1つずつ説明していきます。

焼酎を使ってカビを防止

アルコールの殺菌効果でカビを生えさせないようにする方法です。

焼酎を使ってカビ対策をしますが、焼酎には乙類と甲類があります。甲類の焼酎は乙類よりも純度が高く、香りも弱いので甲類の方がおすすめです。

焼酎のラベルに甲類と乙類どちらの種類かが書いてあるので、購入の際はチェックしてみて下さいね。

用意する物】

  • 鏡餅
  • 焼酎(乙類よりも甲類のほうが焼酎の純度が高いです)
  • ハケ又はスプレーのボトル

手順

①スプレーのボトルに焼酎を入れ、小さいお餅と大きいお餅それぞれの鏡餅に噴射します。(たくさん噴きかけた方がより効果的です)

②必ず鏡餅に噴きつけた焼酎が乾いてからお餅を重ねます。

③お餅を飾ったその後は1日1回鏡餅に焼酎を噴きつけます。このときお餅は重ねたままで大丈夫です。

焼酎を噴きかけたらお餅に臭いが付きそうですが、臭いはさほど気にならないので普通に食べられます。

毎日1回焼酎を吹きかけることによって鏡開きの日までカビが生えることなく保つことが出来ます。

わさびでカビを防止

和からしのわさびには「アリルイソチオシネアート」という成分があり、これが辛み成分の元になっています。

アリルイソチオシネアートには抗菌作用があり、カビを防いでくれる効果をしてくれます。

わさびを使ったお餅のカビ対策では鏡開きまでカビを防止できます。

鏡餅の横に置く方法

用意する物】

  • 鏡餅
  • わさび(チューブでも粉を練ったものでも大丈夫です)
  • お弁当で使うアルミホイルのカップ

【手順】

①お弁当で使うアルミホイルのカップにワサビを絞ります。絞る量は大量じゃなくて、普通の量で大丈夫です。

②飾った鏡餅の横にわさびの入ったアルミカップを置きます。この方法はお餅より遠くにわさびがあると効果が薄れてカビが発生してしまう可能性もあります

③わさびの独特なツーンとした匂いが弱まってきたら新しいものに交換して下さい。

鏡餅にわさびを塗る方法

わさびを直接お餅に塗ったほうがカビ防止の効果は高くなりますので、わさびを使ったカビ防止対策はこちらの

方法がおすすめです。

用意する物】

  • 鏡餅
  • わさび(チューブでもOK)
  • 使い捨て手袋

手順

使い捨て手袋はなくても大丈夫ですがはめた方が手に優しいし、お餅に手の雑菌が付かないのであったほうがいいと思います。

① わさびをお餅に直接塗りこみます。これだけです!

とても簡単な方法ですが鏡開きまでカビは生えません。

昔からわさびやからしには殺菌効果があると言われ、カビ防止を考えて考案した粉ワサビ入りの鏡餅を販売している業者さんもいます。→林さんちの鏡餅

でもわさびをお餅に塗ったらわさびの味がついてしまうかも…と心配ですよね。

わさびの辛みは熱に弱く、加熱すると香りや辛みも消えてしまうそうです。加熱が足りないと香りが残ってしまうこともありますが、きちんと加熱をするとほぼわからない状態になります。

それでも気になる人は水で洗ってから調理をするといいかもしれませんね。

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そしてわさびは余ったお餅の保存としても活用することが出来ます。

保存容器の中にわさび(からしでも可)とお餅を一緒に入れて冷暗所か冷蔵庫で保存をします。わさび(からし)を保存容器の中心に置くか、数か所に分けて置くとカビの発生防止効果が高くなります。

この方法ではお餅を2週間位ほど保存でき、わさびをこまめに取り換えればより長期間の保存が可能だと言われています。

残ったお餅のカビを防ぐ保存方法と保存期間は?

お餅がたくさんあって全部食べきれないので保存をしたい!という場合はこちらの方法がおすすめです。

水につけてカビを防止

水餅と言われ昔から行われている保存方法です。

お餅を水に浸けることで空気に触れさせずにカビを防止することが出来ます。

1ヶ月は保存可能と言われていますが、あまり長い期間お餅を水に浸けておくと、ふやけてドロっとしてしまいます。

小さめのお餅だとふやけるのが少し早いので、ある程度の大きさがあった方がいいかもしれません。

用意する物】

  • 鏡餅
  • ボウル又はタッパー
  • ラップボウルを使用する場合

手順

①鏡餅に粉が付いていたら水で洗い流します。

②タッパー又はボウルにお餅が浸かるくらいの水を入れて、お餅を浸します。ラップをして冷蔵庫で保管します。

このとき少しでもお餅が水から出ていると、空気に触れてカビの原因になってしまいます。完全にお餅が水につかるようにして下さい。

水も放っておくと腐ってしまうので、水は毎日交換するようにして下さい。

冷凍してカビを防止

お餅を長期保存するならやはり冷凍保存するのが一番です。食べるときは自然解凍か、お餅を水で少し湿らせてレンジで温めればすぐに食べられます。

冷凍しても冷凍焼けなどもあるので、美味しく食べられるのは1ヶ月程度になります。

けれど、風味が落ちてもあまり気にしないというならば1年程度は保存可能です。

用意する物】

  • 鏡餅
  • ラップ

手順

①お餅をラップでぴったりと包んで空気に触れないようにします。

②ラップで包んだお餅をジップロックなどに入れて、しっかりと空気を抜いたら冷凍庫で保存します。

鏡餅にカビが発生する原因は?

お餅は空気に触れることでカビやすくなります。

空気中にはカビの胞子がいて、温度や水分、カビが栄養とするものなどが合わさってカビが発生します。

鏡餅は表面的には乾いて見えますが、お餅の内部には水分があります。

カビが発生しやすい温度は20度〜30度と言われていて、25度くらいになるとカビがとても繁殖しやすくなってしまいます。

暖房の効いた部屋に水分の入った鏡餅を置いておくのはカビが生えやすい条件をかなり満たしていることになります。

そのため鏡餅を鏡開きまで置いていたらカビが生えている...という状態になってしまいます。

お店で売っているお餅は保存料を使用していないものが多いですが、カビが発生しないのは真空パックになっているので空気に触れさせないようになっているからです。

鏡餅のカビを防ぐ保存方法まとめ

鏡餅のカビを防ぐなら焼酎をふきつけるかわさびを塗ることでカビの防止対策をすることが出来ます。

実際に試した人はどちらの方法もかなり効果があったと言っています。

どちらも簡単な方法なので、自分のやりやすい方で試してみて下さいね。

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