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たけのこが腐るとどうなるのか?見分け方と保存方法、あく抜きの仕方を紹介!

たけのこを食べようとしたときに、腐ってるのか?腐ってないのか?微妙なときってありますよね。

それから腐ってないけど「白いぶつぶつ」が気になる...という人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は「たけのこが腐るとどうなるのか?見分け方と保存方法、あく抜きの仕方を紹介!」ということで、たけのこについて調べたことをまとめてみました。

たけのこが腐るとどうなるのか?

水煮のたけのこが腐った時は一見、見た目が普通と変わりなくてもすっぱい臭いや味がします。

もっと酷くなるとたけのこがフニャフニャしてきたり、糸を引いてヌルヌルしてきます。

さらに表面の色が白やピンク色に変色していたら絶対に食べないで下さい。

たけのこの白いぶつぶつは?

たけのこの水煮を調理しようと思っていたら、たけのこの中に白いぶつぶつのようなものを見かけたことはありませんか?

私もこの白いぶつぶつの正体が何かわからなかった時は、カビかと思って焦ったことがあります。

たけのこの白いぶつぶつは『チロシン』という成分で、ゆでた時に溶け出し冷えて固まってしまっミノ酸の一種になります。

カビや痛んでいるわけではないので、食べても全く問題ないです。

チロシンは、自律神経のバランスを整えてくれたり、ストレスを和らげたりする効果があると言われています。

チロシンはたけのこ意外にも鶏肉、チーズ(ナチュラルチーズ、プロセスチーズ)、たらこ、納豆、ちりめんじゃこ、ナッツなどの食品にも含まれています。

たけのこの日持ちはどれくらい?

たけのこの日持ちは冷蔵、冷凍で変わってきます。それぞれの保存方法と日持ちする期間をご紹介します。

冷蔵保存

【真水で冷蔵保存の場合】...冷蔵庫で1週間ほど保存できます。

  1. 真水を使って冷蔵保存の場合はタッパーに茹でたたけのこを入れます。
  2. たけのこが被るくらいの水を入れ、冷蔵庫で保存します。水は毎日変えて下さい。

【塩水で冷蔵保存の場合】...冷蔵庫で1ヶ月ほど保存できます。

  1. 水100ccに対し塩10gほど入れます。
  2. タッパーに茹でたたけのこを入れ、たけのこが被るくらいの塩水をいれます。

※たけのこが大きいときはタッパーに入るようにカットして下さいね!

冷凍保存

たけのこはそのまま冷凍するとスカスカになったり、筋っぽくなったりして味が落ちてしまいます。今回はほんの少しのひと手間を加えて、スカスカにならないように冷凍する方法をご紹介します。

【砂糖を使って冷凍保存の場合】...冷凍庫で1ヵ月ほど保存できます。

砂糖を使うことによって、たけのこの水分が飛ぶのを防いでくれます。

  1. 茹でたたけのこを薄めにスライス又は小さくカットし、キッチンペーパーで水気を取ります。
  2. たけのこの両面に砂糖をうっすらとまぶします(たけのこ200~300gに対して砂糖大さじ1程度)大量に砂糖をまぶすと料理を作る時に甘味が出すぎてしまうので少量にします。
  3. ジップロックなどの保存用袋に入れチャックを締めて冷凍庫へ。
  4. 使う時は凍ったまま煮物や、汁物に入れて使います。

【だし汁と一緒に冷凍保存の場合】...冷凍庫で1ヵ月ほど保存できます。

  1. 茹でたたけのこを厚さ5ミリくらいの薄切りにします。(用途に寄って半月切り、いちょう切り、輪切りにします)
  2. たけのこをジップロックなどの保存用袋に入れます。
  3. たけのこ全体が浸かるくらいのだし汁を入れたらチャックを閉め冷凍庫へ。
  4. 使う時は凍ったままのだし汁ごと使えます。

こんな感じでひたひたにして冷凍します。だし汁ではなく、コンソメスープなどで冷凍すると洋風のスープなどにも使えますよ♪

生のたけのこは保存前にあく抜きを!

生のたけのこを茹でて保存する際には、必ずあく抜きをします。

皮がついたままのたけのこは、そのまましばらく保存しても大丈夫と思っている人もいるかもしれませんが、収穫してから時間が経つにつれ「アク」や「えぐみ」が増していきます。
えぐみは1日経つと2~3倍に増えると言われているので、皮つきのたけのこを手に入れたら、直ぐにアク抜きをしましょう!

せっかくのたけのこが放置したせいで食べても美味しくない…なんて悲しいですよね。

米ぬかであく抜き

用意する物(たけのこの大きさにもよりますが約2~3本分の場合です)

  • 米ぬか  1カップ
  • 赤唐辛子 1~2本(赤唐辛子を入れることにより殺菌効果が高まります)
  1. たけのこの皮を2~3枚剥いて、穂先5cm位と根元のかたい部分を切り落とし、縦に深さ2cm~3cm位の切れ目を入れます。(切れ目を入れると火が通りやすくなります)たけのこの根元に紫色のイボがあれば削ぐようにして落とします。
  2. 鍋にたけのこを入れ、たけのこがかぶるくらいの水を入れます。ぬかと赤唐辛子を加えて強火にかけます。
  3. 落としぶたをして、沸騰したら弱火で1時間ほど茹でます。吹きこぼれないように注意して下さい。
  4. 根元の太い部分に竹串を刺してみて、スッと通るようになったら火を止め、そのまま冷めるまで置いておきます。流水などで冷やすとアクがきちんと抜けないので注意して下さい。
  5. 冷めたらいらない皮を剥いて下さい。

お米のとぎ汁でアク抜き

米ぬかが手に入らない場合は、お米のとぎ汁でたけのこを茹でてアク抜きをします。

手順はぬかであく抜きをする時とほぼ一緒です。

用意する物(たけのこの大きさにもよりますが約2~3本分の場合です)

  • 米のとぎ汁 たけのこが浸かる位(とぎ汁は2~3回といだものまでにします)
  • 赤唐辛子 1~2本
  1. たけのこの皮を2~3枚剥いて、穂先5cm位と根元のかたい部分を切り落とし、縦に深さ2cm~3cm位の切れ目を入れます。(切れ目を入れると火が通りやすくなります)たけのこの根元に紫色のイボがあれば削ぐようにして落とします。
  2. たけのこが浸かる位のお米のとぎ汁と唐辛子を鍋に入れ、たけのこを茹でます。
  3. 落としぶたをして、沸騰したら弱火で1時間ほど茹でます。
  4. 根元の太い部分に竹串を刺してみて、スッと通るようになったら火を止め、そのまま冷めるまで置いておきます。

もし無洗米を使用していてとぎ汁が出ない場合は、たけのこを茹でる水に無洗米大さじ2~3を加えて煮ることでアク抜きをすることができます。

まとめ

今回はたけのこが腐ったらどうなるかの見分け方と合わせて、保存方法、あくの抜き方もご紹介しました。

色々な料理に使えるたけのこを、出来るだけ日持ちさせて美味しく食べてみて下さい。

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