「ピンクムーン」という言葉をご存知でしょうか?「
どうしてそう呼ばれ
ピンクムーンの意味と由来についてまとめてみました。
更に、ピンクムーンやストロベリームーンを待受け画像にすると恋愛運が上がるという噂についても調べてみたので参考にしてみて下さい。
ピンクムーンの意味と由来は?
ピンクムーンとはネイティブアメリカンの間で「4月」を意味する言葉で、月がピンク色になるというわけではないです。
ネイティブアメリカンは季節を把握するために、毎月の自然現象を月の呼び方にしていたそうです。
日本でいうと1月が睦月、2月が如月というような感じでしょうか。
4月は北アメリカでフロックスというピンク色の花が咲く季節。
ピンク色の花が広がる大地が印象的だったので当時のネイティブアメリカンは4月にピンクムーンと名付けたのかもしれないですね!
ちなみにフロックスは和名だとキキョウナデシコ、クサキョウチクトウ、ツルハナシノブ、シバザクラなどになります。
芝桜は日本でも有名なのでイメージがしやすいですよね。
毎月変わる月の呼び名
1月~12月、それぞれの満月の呼び名もみていきましょう。
呼び名と自然現象を見ていくとその季節にこんなことがあるんだ…という文化も知れて楽しいですよ。
1月ウルフムーン(狼月)
真冬は狩りが出来なくて狼が空腹を感じて遠吠えをする季節。
2月スノームーン(雪月)/ハンガームーン(飢餓月)
寒さが厳しくなり雪が積もる季節。食べ物を確保するのが難しく飢えてくるのでハンガームーン(飢餓月)とも言われています。
3月ワームムーン(芋虫月)
雪が解け、徐々に暖かくなり土から虫たちが顔を出す季節。
4月ピンクムーン(桃色月)
春になりフロックスの花が咲く季節。
フロックスにはいくつか品種がありキキョウナデシコや芝桜が有名です。ピンク色の芝桜が広がっている景色はとても綺麗ですね。
5月フラワームーン(花月)
暖かくなり色とりどりの花が咲き乱れる季節。
バラ、スズラン、カーネーション、ライラック、つつじ、あやめなど他にもたくさんの花が咲く季節です。
6月ストロベリームーン(苺月)
北アメリカでは6月頃に苺の収穫が行われ6月~8月が苺の旬になります。
苺の収穫時期であることからストロベリームーンと言われているという説と、月が実際に赤みを帯びて見えるからという説があります。
ピンクムーンと違いストロベリームーンが赤っぽく見えるのは、夏至の頃の大気の影響によるもので、夕日が赤く見えるのと同じ原理だそうです。
7月バックムーン(雄鹿月)
毎年7月になると雄の鹿(バック)は角が生え変わり、再生することからバックムーンというそうです。
8月スタージョンムーン(チョウザメ月)
北アメリカではチョウザメの漁が始まる頃になります。
9月ハーヴェストムーン(収穫月)
作物が実り収穫できる頃。この時期は日の入りと月の出の間に暗くなる時間がほとんど無く、月明かりが作物を収穫する農家の助けになっていたそうです。
10月ハンターズムーン(狩猟月)
ハーヴェストムーンと同じように、月明かりで照らされる時間が長く夜でも獲物を追いかけることができたので、狩猟にも最適な時期だったことに由来されています。
11月ビーバームーン(ビーバー月)/フロストムーン(霜月)
ビーバーが巣を作り始める季節だからという説と、北アメリカの部族が寒い冬を乗り越えるための毛皮としてビーバーを捕獲する罠をしかける時期だという説があります。
霜が降り始めることから「フロストムーン」とも呼ばれています。霜月は日本の11月の呼び方と同じなんですね。
12月コールドムーン(寒月)/ロングナイトムーン
本格的に冬の寒さが訪れる時期なのでコールドムーンと呼ばれています。
また冬至に近く昼の時間が短いことからロングナイトムーンとも呼ばれています。
ピンクムーンを待ち受けにすると恋愛運が上がるというジンクスは?
ピンクムーンの意味と由来は?待受けにすると恋愛運はアップする?まとめ
ピンクムーンについてまとめると…
- ピンクムーンとはネイティブアメリカンの間で4月を意味する言葉。
- ネイティブアメリカンが季節を把握するため毎月の自然現象を月の呼び方にしており、4月にフロックスというピンク色の花が咲くことから「ピンクムーン」と呼ばれている。
- 「ピンクムーン」を待ち受けにすると恋愛運が上がるというのはおまじないのようなもの。
ということになります。
意味を知ると月を見るのも楽しくなりそうですよね。
2020年のピンクムーンは4月7日深夜から8日未明となっています。
ぜひ夜空を見上げて月を見てみて下さいね。