8月16日に放送された「爆報!THEフライデー」にてフリーアナウンサーの天明麻衣子(てんめいまいこ)さんのお父さんが紹介されました。
天明麻衣子さんは東京大学を卒業しており、アナウンサーだけでなくクイズ番組でも活躍しています。
更にお父様は現在、喫茶店を経営されていてそのお店も紹介されていたんですが、普通の喫茶店とは一味違うんです。
そこで今回は天明麻衣子さんの父親・天明幸雄(てんめいあきお)さんの経営する喫茶店についてどんなお店なのか調べてみました。
天明幸雄さんはJALの元チーフパーサー
天明幸雄さんは現在67歳。愛称はテンパパ。
喫茶店を経営する前はJALに勤めており、そこでチーフパーサーをされていました。
チーフパーサーとは客室乗務員の統括責任者のことです。
天明昭雄さんはファーストクラスを担当しており、主に国際線のファーストクラスで働いていました。
しかもVIPを担当していたそうで、野球選手の金田正一選手や王選手も接客したそうです。
爆報!THEフライデーで天明さんはこんなエピソードを話してくれました。
野球選手は何度も飛行機に乗るので金田さんは天明さんのことを「天明ちゃん」と呼んでいたようです。
ある日、金田さんが飛行機に乗ってしばらくすると「お腹が空いたからもう食事を出してほしい」と言われたことがあり、搭乗してそんなに時間がたっていないので準備ができていなかったことがありました。
天明さんが「まだ準備ができていない」と伝えると、手伝うからといって王選手たちを引き連れて、お手伝いにきたことがあったそうです。
更にローマ法王も接客したことがあり、そのときには天明さん率いるキャビンアテンダントのおもてなしに感激したローマ法王から、直筆のメッセージまで頂いたと言っていました。凄いですね。
テンパパの経営する喫茶店は?
天明明幸雄さんの経営する喫茶店は「茶房・はちはち」と言うお店です。
2018年8月8日に新小川町にオープンしています。
そして天明さんの経営する喫茶店の従業員もJALで働いていた同僚の方々です。
元キャビンアテンダントの方々なのでお客様の動きにはすぐ対応していました。さすがです!
店員の中には「天明さんと一緒に仕事がしたいと思って前の仕事を辞めてきました」という元JALの職員もいるそうです。慕われているんですね!
「茶房・はちはち」という名前の由来
「茶房・はちはち」という店名は開店日にちなんで付けたように思いますよね。
でも、テンパパいわく「年齢に関連させ『ろくろく』でもよかったのだけれど、僕とかみさん、娘の誕生日に8が付くんですよ。だから『はちはち』」とインタビューで語っています。
お店をオープンした2018年は天明昭雄さんは66歳だったんですね。
店名になぜ茶房とつくのか
店名に「茶房」と付くのは内装業者が作った設計図に「仮称・天明茶房」とあり、言葉の響きが良いからと拝借したそうです。
ちなみに『茶房・はちはち』を始めるのにこの場所を選んだのは、他の場所は家賃が高かったからという理由もありますが、決め手は「隣のお店の食事がおいしかったから」なんだそうです。
自分も飲食店をオープンするのに「隣の食事が美味しかったから」なんて、ある意味大物ですね。
娘の名前にも面白エピソード
娘の麻衣子さんの名前についても面白いエピソードがありました。
「麻衣子が生まれた時、僕は英国のカジノにいたんです。だから最初は『梶乃』と名付けようと思った。かみさんに叱られてやめたけれど」
梶乃・・今ならいそうな名前ですね。でも由来を聞いたときに「そんな理由なの?」となってしまいそうですし、やはり麻衣子さんの方がしっくりきますね!
茶房・はちはちの基本情報
【住所】東京都新宿区新小川町7-7 アゼリアビル 1F
【営業時間】10:00~19:00(ランチ11:30〜)
【電話番号】03-5946-8367
【アクセス】飯田橋駅、神楽坂駅、江戸川橋駅から徒歩10分ほど
店内の座席は22席。これはファーストクラスと同じ席数になるそうです。
JALで働いていたときと同じく、従業員3人でお客様の様子をきちんと把握できるように22席なんだそうです。
そして、カウンター席から洗い物をしている手元が見えないようにテーブルの高さも計算して作ってあるんだとか。
ここにもチーフパーサーとして働いていた知識や接客が活かされているんですね。
内装は白を基調にした落ち着いた雰囲気で「店員さんの笑顔と接客が素敵なお店」と評判はいいようです。
ドリンクメニュー
- コーヒー 450円
- 紅茶 450円
- カフェオレ 550円
- ココア 600円
- フレッシュオレンジジュース 600円
- クリームソーダ 600円
- 小瓶のビール 600円
カップはウェッジウッド、コーヒー豆は一流ホテルで提供されるものと同じものを使用しているのに450円という良心的な価格です。
お店のある場所が飯田橋駅、神楽坂駅、江戸川橋駅からいずれも徒歩10分ほどで好立地ではないので「ひとまず450円」にしたんだそうです。
お食事メニュー
- サンドウィッチ 600円
- フレンチトースト 450円
- ケーキ(チーズケーキ・りんごのタルト・ピスタチオ&ベリー)500円
サンドウィッチ、フレンチトースト、ケーキはドリンク付きのセットもあります。
ランチメニューにはAセット、Bセット、Cセットがあり各850円
パスタやハンバーグがあるようです。
テレビで紹介されていたドリアがとても美味しそうでしたよ♪
オープンから1年たっているのでケーキの種類やお食事の種類はもっと増えているかもしれませんね!
トイレにもこだわりあり!
「茶房・はちはち」はトイレの内装にも凝っているそうです。
「トイレがきれいなところには人が集まる。だから結構、おカネをかけましたよ」
とテンパパが言っているので綺麗なトイレなんでしょうね。
トイレが汚いと気分も良くないですし、女性からすればこれはかなり嬉しいです。
さすがお客様のことを考えて行動するチーフパーサーですね!
なぜ喫茶店をオープンしたのか
天明昭雄さんはJALのチーフパーサーという仕事を終え、自由気ままな生活を送っていたそうです。
しかし朝食のつもりでトーストを食べている最中に夕刊が届くような生活には飽き飽きしたんだとか。
車1台分くらいの初期投資は自己資金で賄えそうということで『茶房・はちはち』を構えることにしました。
家族も「父の一番の持ち味であるコミュニケーション能力の高さが発揮できる」と思い賛成してくれたんだそうです。
JALでチーフパーサーをしていた人にはピッタリな職業ですよね!
まとめ
テンパパこと天明明幸雄さんの経営する喫茶店はJALの元従業員が働くお店なので、みなさん飛行機で磨いた接客術を存分に発揮しているんでしょうね。
普段はファーストクラスに乗れない人でも「こんな感じでおもてなしされるのかな~」とファーストクラス気分に浸ることが出来ます。
喫茶店でファーストクラスの接客が受けられるなんて、なんだか得した気分ですよね!
気になる人はぜひ行ってみて下さいね!