ラーメンを食べた後に汁が残ってしまったとき、どうやって処分するのがいいのでしょうか?
ラーメンのつゆは大体は飲み干してしまうんですが、残した時に排水溝に捨てていいのか?ゴミ箱に捨てた方がいいのか迷ってしまいました。
そこでラーメンのつゆの捨て方と排水溝に流しても大丈夫なのかを調べてみました。
同じように迷っている人は参考にしてみて下さいね!
ラーメンのつゆは排水溝に捨てていいの?
ラーメンのつゆを排水溝に捨てるのはやめた方がいいです!
排水管などのメンテナンスをしている業者によると、排水溝に油や塩分が入ったラーメンの汁を流すことによって、冷えて固まった油が排水パイプや排水管の内側にこびりつき詰まりや劣化の原因になってしまうそうです。
排水管の詰まりは使い方に原因があることが多いそうで、長期間汁を捨ててこびりついた油汚れなどが悪臭を放つ可能性もあります。
少しなら大丈夫な気もしますが、頻繁に汁を流している人は気を付けた方が良さそうです。
ラーメンのつゆを捨てた後に熱湯を流すのは?
油が固まらないように、ラーメンのつゆを捨てた後に熱湯を流すという意見もたまに見かけます。
これもアウトです。
排水管に使われているのは、ほとんどが塩化ビニール樹脂製で耐熱性は60度~70度程度と言われています。
そのため60度~70度程以上の熱湯を流すと、排水管が変形する可能性があり最悪の場合、破損して水漏れの原因になってしまいます。
掃除の手間や詰まった際のことを考えると、排水溝にラーメンのつゆは極力流さない方が良さそうですね。
それからシンクの排水溝に流すだけでなくトイレに流すのも良くないそうです。
キッチンは排水溝ネットなどで食べ残しをキャッチできますが、トイレの場合は食べ残した物がそのまま流れてしまうので排水管が詰まる可能性が更に高くなります。
ラーメンのつゆの捨て方は?
ではラーメンのつゆはどうやって捨てるのがいいのか?
簡単な2つの捨て方を説明します。
新聞にやキッチンペーパー吸わせる
これが一番シンプルな捨て方です。
ビニール袋や牛乳パックに新聞やキッチンペーパーを入れ、その中にラーメンの残り汁を入れ燃えるゴミとしてすてます。
自治体によってビニール袋は不燃ゴミか可燃ゴミか変わってくるので、住んでいる地域のごみの分別を調べてみて下さいね。
吸わせるテンプルという油を吸わせて捨てる道具も便利ですよ!
つゆを固めて捨てる
もう1つはつゆを固めて捨てる方法です。
残ったつゆに片栗粉や凝固剤などを入れて固形状にしてからビニールや牛乳パックに入れて捨てます。
キャンプなどで使われているこの商品はラーメンの残り汁を固めることができます。
ちなみに固めるテンプルは油を固める物なので水分は固まりません。
さらに日清食品と小林製薬 の共同開発で「カップヌードル 残ったスープ固めるパウダー」が期間限定でプレゼントされていました。
こちらは発売されていませんが商品化したらとっても便利ですよね。
まとめ
ラーメンのつゆを捨てるときは排水溝に流さずに新聞紙やキッチンペーパーに吸わせるか、つゆを固めて捨てるようにしましょう。
私も昔はシンクの流しに飲み残しの汁を捨てていたんですが、排水溝のパイプ詰まりや環境問題のことを考えて今は排水溝には流さないようにしています。
ラーメンのつゆにご飯を入れて雑炊にリメイクして食べている人もいるようです。
ラーメンのつゆが残ったときは自分のやりやすい方法で、捨ててみて下さいね!