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上総一宮の上総十二社祭り(裸祭り)!駐車場やトイレの場所は?屋台と見どころも解説

千葉県一宮町の『上総十二社祭り』は全国でも有名なお祭りです。

正式名称は『上総十二社祭り』ですが、通称「はだか祭り」とも言われています。

このお祭りは毎年9月8日~9月13日まで行われ13日が例大祭となっていますが、コロナの影響で2022年の十二社祭りは中止となっています。

9月10日には、鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)が鵜羽神社から神輿に乗り、玉前(たまさき)神社の玉依姫(たまよりひめのみこと)を訪ね、1年に1度逢瀬の契りを結ぶ神事が執り行われます。

そして秋季例大祭当日の13日には、玉依姫命とその一族の神々が縁のある釣ヶ崎(つりがさき)海岸で年に一度再会するという「神幸祭」が行われます。

「神幸祭」では各社9基の神輿が一宮町の九十九里浜「釣ヶ崎海岸」に集まり、神輿を担いだ男衆が掛け声を上げながら波打ち際を駆け抜けます。

釣ヶ崎海岸は2020年東京オリンピックのサーフィン会場にも選ばれており、サーファーにも人気の「世界最高レベル」といわれる波がくる海岸です。

上総十二社祭りの基本情報

開催場所】千葉県 長生郡一宮町 玉前神社、釣ヶ崎海岸

【TEL】0475-42-2111(一宮観光協会)

アクセス】 玉前神社はJR外房線上総一ノ宮駅下車、徒歩8分ほど。

      釣ヶ崎海岸はJR外房線東浪見駅から徒歩で約25分ほど。

『玉前神社』

(電車)JR外房線上総一ノ宮駅下車徒歩8分/(車)九十九里波乗り道路「一宮インター」より約10分

『釣ヶ崎海岸』

車:最短ルートは房総横断道路/国道128号 経由

なぜ「はだか祭り」と言われているのか

この『上総十二社祭り』は約1200年前の大同2年(西暦807年)に始まったと伝えられており、平成15年4月・一宮町の無形文化財に指定されています。

十二社祭りは玉前(たまさき)神社の祭神である玉依姫(たまよりひめのみこと)が上陸したと伝えられる太東崎に、その一族である神々が年に1度集まることに由来するといわれています。

神輿を担ぐ人々が裸に近い姿で波打ち際を走ることから「裸祭り」の名前で親しまれています。

上総十二社祭りの駐車場

玉前神社と釣ケ﨑海岸に駐車場があります。

【玉前神社】千葉県長生郡一宮町一宮3048/TEL 0475-42-2711  
駐車場50台完備※大型バス駐車可(要問い合せ)

JR外房線上総一之宮駅下車徒歩8分 国道128号線沿い  
九十九里波乗り道路一宮インターすぐ

釣ケ﨑海岸】

釣ヶ崎海岸(志田下)千葉県長生郡一宮町東浪見

上総十二社祭りのトイレの場所は?

  • 上総一ノ宮駅…上総一ノ宮駅にトイレがあり、駅のホームと改札の外にもあります。個室の数は少ないです
  • 玉前神社…神社の境内にありますが個室の数は少ないです。
  • 釣ケ﨑海岸… エコトイレが整備されていますが個室の数は少ないです。

画像は釣ケ﨑海岸のトイレになります。

上総十二社祭りの屋台の場所は?

上総十二社祭りの屋台は、玉前神社へ向かう参道沿いの両脇に並びます。

たこ焼き、焼きそば、ベビーカステラ、りんご飴など定番の店が並んでいます。

十二社祭りの流れ

9月8日 「幟立て」

境内・町内各所に結界が張られ、祭礼幟・提灯など様々な祭具を立て町中が祭り一色になります。

9月9日 「玉前神社の神職の潔斎」

9月10日 「稚児行列」

玉前神社から大通りに行列が出て稚児の装束に身を包んだ子供達が町中を練り歩きます

9月11日 「火改め」

9月12日 「御漱祭(おみすりさい)」

例祭の無事を祈願し神輿を清めて飾り、夜に神社の境内で宵祭が行われます。地元では前夜祭と言われています。

9月13日

13日は昼過ぎに各神社を出発した神輿や神の馬が、九十九里海岸の南端にある釣ヶ崎海岸の祭典場へ集まる「神幸祭」が行われます。

そして御霊合わせの儀式を行った後、順番に各神社へ戻っていきます。

神輿の時間の目安

上総十二社祭りは御神輿のスタートをどこの神社からみるかによって時間が変わってきます。

神社
(神輿)
宮出     宮入
南宮
(若宮・大宮)
金田本宮
12:00
下谷海岸
14:00
一斉
差し上げ 
15:30
国道練り
18:00
 花火打上
20:00
20:30
玉前
(綱田)
13:20下谷海岸
14:00
一斉
差し上げ 
15:30
 お別れ
玉前
16:50
商店街練り
18:00
~19:00 
20:00
玉前
(椎木)
13:20下谷海岸
14:00
一斉
差し上げ
15:30
お別れ
玉前
16:50 
商店街練り
18:00
~19:00 
21:00
谷上12:30下谷海岸
14:00
一斉
差し上げ
15:30
 お別れ
玉前
16:50
商店街練り
18:00
~19:00
20:30
玉崎
(中原)
12:00太東漁港
14:40
~15:00 
一斉
差し上げ
15:30
お別れ
玉前
16:45
  18:00
玉崎
(和泉)
10:00 太東漁港
14:40
~15:00
一斉
差し上げ
15:30
 お別れ
玉前
16:45
  18:00
一宮玉前
(若宮・大宮)
13:30 一斉
差し上げ
15:30
 お別れ
中原和泉
16:45
お別れ
綱田椎木
谷上
16:50
 
国道練り
18:00
~  
19:50
神馬・神主
命婦
13:25 ヤックス前
13:20 
 祭典場

14:35
後乗り馬
着(2騎)
 15:15
ヤックス前
18:00 
19:50
三ノ宮11:00玉前到着
12:45 
   16:20
玉垣      
 9/10      
 鵜羽
(若宮・大宮)
12:30  玉前着
14:30
国道
15:30
八雲神社

16:00 
 八雲神社

16:50
18:00 

若干の時間のずれは御座いますのでご了承願います。

引用元:http://jyuunisya.sakura.ne.jp/matsuri/line

上総十二社祭りの見どころ

【稚児祭り

稚児の衣装に身を包んだ子供達が街の中が練り歩く姿は華やかでとても可愛いです。

神幸祭】

釣ヶ崎海岸で行われる神幸祭は浜辺を駆け抜ける神輿のスピードや迫力が素晴らしいです。

幣束(へいそく)で飾り付けられた神馬(かんのんま)と呼ばれる馬が神輿を先導します。

神馬は神様が乗る馬とされているので人は乗りませんが、釣ヶ崎海岸で鳥居をくぐり人馬一体となって駆けぬけていきます。

神馬以外にも白装束に烏帽子をつけた神主(こうぬし)と呼ばれる男の子と、白装束に緋色のハチマキをつけた命婦(みょうぶ)と呼ばれる女の子がそれぞれ馬に乗り砂浜を駆けています。

そして集まった九基の神輿が威勢のいい掛け声とともに、担ぎ手たちによって高く差し上げられます。これは2011年から東日本大震災復興を祈願して始められました。

その後、各神社の神輿が海岸にある鳥居を駆け抜け、御旅所祭(おたびしょさい)が行われます。それが終わると神輿は順番に釣ケ﨑海岸を後にし、それぞれの社へ帰っていきます。

【宮入(みやいり)】

神輿が各神社に戻る「宮入」

宮入で盛り上がるのは南宮神社のナイアガラ花火です。

南宮神社では田んぼの辺りにナイアガラの花火をしかけ、宮入をします。ナイアガラの花火の前を御神輿が通る様は圧巻です!

本殿の周りを3周した後、宮入するとお祭りは終了なので、担ぎ手の人達はじらしてじらして、中々宮入しません。そこも宮入の醍醐味です。

まとめ

上総十二社祭りは9月8日~9月13に開催されるので、開催する年によっては平日になる事もあります。

見に行かれる人は事前に予定を確認していかれることをおすすめします

この上総十二社祭り(裸祭り)に参加してみたいという人は、上総一ノ宮町のホームページなどをチェックしてみて下さいね!

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